水槽の脳

戯れ言

叫びを閉じ込めたその部屋こそが居場所だろ

無事、新幹線にて帰京。

父は火葬場で、小さく儚く脆くなってしまった。

ぼくの父は恥ずかしながら、アル中で鬱病不眠症だった。

祖父の死によって父はアル中と鬱病不眠症を発症し、晩年は病と共に生きていた。

けれど今ぼくが思い出す父は健康だった頃の優しく強く靱やかで賢く陽気な父なのだ。

父は愚かだ。

愚かだ、愚かだ、愚かだ。

飲んだくれで病気を集めるのが趣味のクソジジイだった。

けれどたくさんのひとに愛されていた。

父の彼女と会った。

可愛らしい女性で、晩年の父を支えてくれ、また父の死の第一発見者の女性であった。

感謝の気持ちしか浮かばなかった。

父はこの広い世界で愛するひとに出会い、最期も見つけてもらえたのだ。

突然の葬儀にも関わらず、ぼくも幼少期の頃から関わりのあった父の友人たちもきてくれた。

父の生き様や人徳をとくと見せてもらった。

父、よかったね。

お疲れ様。

ゆっくり眠ってね。

父にこの曲を贈ろう。

中島らもの、「いいんだぜ」。

(https://youtu.be/2gG4y6sZ03k)

父、いいんだぜ。

父は良い奴で、だから駄目な奴で、それでもいいんだぜ。

父は恐らく全肯定されたいひとであった。

ならばぼくと中島らもがしようじゃないか。

いいんだぜ。

瑣末なことは気にするなよ、愛してるよ、父。

 

現在18時50分。

本日のおやすみメニューはマイスリー10mg.ヒルナミン5mg.シクレスト舌下錠5mg.サイレース4mg.ワイパックス4mg.